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水漏れの車多数

水漏れの車多数

今月に入り、修理の車が数台連続で入ってきましたが、どの車も水漏れの故障です。年式的にはそれほど古くはありませんが、ラジエター本体の車が2台とウォーターポンプの車が1台です。

どの車も乗用車ですが、共通していることがありました。それは冷却水の劣化によるさびが原因です。冷却水の中にはロングライフクーランとと呼ばれる防錆剤が含まれており、その成分により冷却系が錆びるのを防いでいます。

今日修理で入庫した車は防錆剤が全然入っておらず、ラジエターの水は錆びが混ざり、ラジエター本体のつまりもありました。ラジエターがさび付いてコア部分が詰まると、温まった水が十分に冷やされないので、オーバーヒートの原因になるのです。

水漏れ修理の場合、損傷部分を交換した後、錆びの度合いにもよりますが、すぐに防錆剤を入れることができない場合があります。それは、冷却系の錆びがきれいにならない場合です。

錆びが浮いている状態でクーラントを入れると、錆びの色とクーランとの色で水が汚れているのか判断ができません。

冷却水をすべて抜いた後、水道水を入れ、サーモスタットが開き水が循環するまで暖気運転をします。その作業は時間が掛かるので、一日で修理が完了しないケースがあります。

これから夏に向け、冷却系統の故障が増えると思います。定期的なメンテナンスが必要になる部分なので、年数の経過した車は特に注意が必要になります。

水漏れがウォーターポンプだった場合で多いのは、ウォーターポンプを回しているのがタイミングベルトの場合です。

この場合はタイミングベルトを一度外す作業になるので、タイミングベルトも交換するのが一般的です。タイミングベルトの交換推奨時期は10万キロとされていますが、ついでに交換しておけば、10万キロでも交換しなくてもいいのです。事前整備につながるのでお勧めです。

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